ダブルバトル シュバルゴ×ラティオス


ラティオスの相方の鋼をシュバルゴに変えたパターンです。
シュバルゴメタグロスと同じ種族値135族なので攻撃補正をかければ
例え無振りでも攻撃力が170あります。最大は皆さんご存じの205です。


基本状態の最大火力は1.5×205×120=36900。
虫の知らせの場合条件が整っていれば55350の火力を出せます。
威嚇などの補正が入るのを考えるともう少し火力は
落ちてしまいますが十分な火力であると言えます。


シュバルゴのメリットは素早さの種族値が20でこれはカビゴンの30より下回ります。
そのため素早さを切り捨てて耐久と攻撃力に回すことができます。
そしてトリックルームのパーティと戦闘時に非常に頼もしい存在になってくれます。


一番の利点は相手のエスパー×メタグロスの組み合わせの代表例である
クレセリア×メタグロスラティオス×メタグロスに非常に強い点です。
メタグロスバレットパンチによる縛りもファストガードで逃れることができます。


問題は技のレパートリーの少なさ、炎持ちに抗えない、そして通常時の遅さでしょう。
行動が遅い=不確定要素を引きやすくなり受けるダメージも多くなります。
特にタイプの一緒なハッサムと違って先制技を覚えることができないので
素早さ順は抗うことが出来ない宿命ともいえます。


耐久はオッカを持たせなくてもサンダー程度の熱風なら素で耐えることができます。
非常にあくが強いポケモンですがメジャーどころには強いのは魅力です。
特にラティオスメタグロスクレセリアを始めバンギラスやトリパに耐性がつくので
そうしたところが脆いパーティには入れてみてもいいかもしれません。


また見せ合いにおいては炎ポケモン持ちを非常に選出に誘いやすいという点もあります。
スタンダードに多いウインディゴウカザル、熱風持ちのサンダーは高確率で釣ることは可能です。
その点においてはメタグロス×ラティオスと同じく非常に相性のいい組み合わせでしょう。
ただ炎技を強く推してくるタイプにはやや弱いかもしれません。