BW2ダブル:グッドスタッフ/霊獣ランドロス+ダブル悪軸
- はじめに
2体の巨悪、バンギラスとサザンドラは電気、エスパーに滅法強く
バンギラスは天候奪取、サザンドラは4倍弱点がないのが魅力的である。
またこの2体は非常に攻撃のレパートリーも多く厄介な存在である。
ただし2体は格闘技に弱く、砂はガブリアス、ドリュウズを強化する形となり
ガブリアスはサザンドラより速く行動出来ることもあり同居は難しかった。
しかしBW2においてランドロスが霊獣フォルムになったことで
ボーマンダに任せていた威嚇を撒く面とドラゴンの広範囲の破壊力。
これを威嚇はランドロス、破壊力はサザンドラに分極することが可能になった。
サザンドラはボーマンダ、ガブリアスと違い不慮の氷技で一撃で落ちることがなく
ラティオスにない炎技で鋼への打点、クレセリアに弱点を突くことが出来るのが非常に魅力である。
バンギラスとサザンドラは格闘とドラゴンに目をつむれば耐性的相性もよく
現在ボルトロス、クレセリア、霊獣ボルトロス、霊獣ランドロスが増える環境においては
非常に刺さりやすい組み合わせであると考えられる。
しかし何度も言うが2体は格闘技に弱く、多くのドラゴンポケモンに上から殴られる可能性がある。
そのため取り巻きはそれらに強いポケモンで固められている。
御覧のようにウルガモスに非常に甘くなっており、いかに岩なだれをウルガモスに通せるかが重要である。
- ランドロス霊獣
地面無効、岩等倍、格闘半減、特性威嚇。
特に岩等倍はダブルバトルでの使用率が非常に高いバンギラスも見れるのは強み。
攻撃面も種族値145のお陰で無振りダブル補正地震でメタグロスを2発で落とせて十分な水準。
また特殊型も選択肢に入り、特殊耐久もある程度備えているのは魅力的。
しかし地震をメインウエポンに添えた場合の弊害として
相方が浮遊及び飛行ポケモン及びテレパシーでない場合自由に攻撃出来ず
地面技は有効と無効の差が激しいと言う点は忘れてはならない。
鋼技は等倍であるため場に鋼がいる場合不用意な交換はバレット圏内に入れる可能性がある。
それをカバーするため
の縦の相性をうまく活かしたいところである。
これは全国ダブル及び第4世代シングルでも見られた
の並びのランドロス+メタグロスverである。
ランドロスの場合水炎の一貫性は増すが電気の一貫性は大幅に減らすことが可能である。
ボーマンダと同じく4倍弱点は4倍技のポケモンを誘い出す効果が非常に高いのでうまく利用したい。
威嚇の重ねがけによるメタグロス以外の物理ポケモンの火力削ぎがフォルムチェンジは重要であると考え
どのポケモンが隠し持っていても可笑しくない氷技耐性を上げるべく耐久に振り、ヤチェの実を採用した。
読みを放棄出来るように地震と岩なだれを採用し、フリーのスペースには封印を採用。
この封印はイッシュダブルのコジョンドギガイアスドリュウズランドロス。
ここを参考にしており、ドリュウズの枠をバンギラス、メタグロスを考えて貰うと分かりやすいかもしれない。
この2体は地面技で処理するケースも多いのでそれをまもる意図が強い。
デメリットは攻撃技の自由度と全体技で読みを放棄した弊害でワイドガードに何も出来ない。