ネオイッシュ/ビギニング:トルネロス+ゴルーグ


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ローブシン ビルドアップ ドレインパンチ しっぺかえし マッハパンチ くろおび こんじょう
ゴルーグ ばくれつパンチ ストーンエッジ まもる じしん きあいのタスキ ノーガード
トルネロス うちおとす エアスラッシュ おいかぜ まもる オボンのみ いたずらこころ
ボルトロス 10まんボルト でんじは めざめるパワー まもる ラムのみ いたずらこころ
モロバレル ギガドレイン きのこのほうし いかりのこな まもる くろいてっきゅう さいせいりょく
サザンドラ あくのはどう みがわり かえんほうしゃ りゅうせいぐん ドラゴンジュエル ふゆう

以前公式サイトでイッシュダブルの大会、ジャパンカップがありました。
その時使用していたトルネロスゴルーグ*1
BW2で追加された新要素を追加して今回参加しました。

  • コンセプト:俺の技は外さん∠( ゚∀゚)/

対戦において技の命中率は大事ですね。
今回はこの命中率を高めつつ技を外した時の対処も意識してあります。
物理のエースゴルーグで場を荒らし、特殊のエースサザンドラで場を占めるのが理想の展開。


今回は前回のジャパンカップと同じメンバーで臨みましたが
苦しい相手も多かったのでボルトロスローブシンの枠は変更の余地あり。

  • 基本選出


ゴルーグトルネロスで1ターン目の選択ゲームを仕掛けます。
ここを読み勝てれば後は非常に楽な作業パに早変わりです、簡単ですね(にこり
感覚としては07ダブルの

に近いかもしれません、桂馬さんが使用していたパーティですね。
1ターン経つと素早さの逆転から上から殴って潰してくるメガヤンマ
1:2交換の自爆を持ちトリルパに強いカビゴンで選択ゲームを仕掛けれます。


追い風のギミックで3ターン有利な状況を作り

この組み合わせに持ち込み、サザンドラの身代りを残すと完璧。
後は頃合いを見てゴルーグを切り、モロバレルにシフトしてサザンドラを守ります。


また選択ゲームの強みとしては連続マッチでもギミックがばれてもどうにでもなると言う点ですね。
ただ初戦の場合初見殺し要素も合わさり、ストレート勝ちも狙いに行きやすいのが特徴です。

前回はちからづく珠ブシンを使用していましたが
今回はシングルで使っていたビルドアップブシンを採用。
特殊耐久よりは物理耐久をかなり厚く見ております。
このポケモンの仕事はシングルと同じくドリュウズの処理ですね。


また増加が見込まれるマンムーマニューラなどの氷ポケモンも意識。
メタグロス相手もビルドアップを積んで立てればドレインパンチで逆転も可能です。
ただ飛行技がやたら飛んでくるこのルールにおいては少し使いづらかったですね。


追い風もあるのでやはり前回のちからづく珠ブシンの方が良かったか。
冷凍パンチ当たり入れると面白いかもしれません、それだけランドロスがたくさんおりました。

このパーティの不動の物理エース。
前回のてつのこぶし型と比べて霊への打点はなくなりましたが
他の相手への破壊力は増しました、特に爆裂パンチの取得により
今まで苦手にしていた氷、悪は勿論混乱を狙いに行けるのは非常に強力です。

ストーンエッジも絶対必中になり急所の期待値も高く
ワイドガードを気にせずウルガモスボルトロストルネロスにぶち込めます。


ただ忘れてはならないのは相手の攻撃も必ず当たると言う点です。
これはつまりどんな大技や命中は低いが追加効果が強い技も全部当たると言うことです。
特に2体に当たる技は基本命中率が100%を下回るのですがゴルーグは全て当たります。


岩なだれ、熱風、吹雪、濁流などダブルバトルにおいては
読みを放棄する技を採用する人は多く注意しないといけません。
特に岩なだれは怯み期待値3割の数値がそのまま貰うので半減とは言え気をつけないといけません。
タスキを持たせているとは言え自然と相手の2体攻撃技と弱点技で潰されやすいのがネック。


ただ型にハマると手を付けられなくなるのも事実です。
岩、格闘、地面技の非常に広い攻撃範囲でダメージと混乱をばら撒き
後続のサザンドラに繋ぐのが最大の使命です。

このパーティの司令塔。
臨機応変に相手を見極めて追い風で舵を取っていきます。
飛行は格闘、草が採用率が高いこのルールにおいては非常に使い勝手はいいです。
問題は岩、電気、氷とメジャー技が飛んできやすい点ですね。


しかしいたずらこころのお陰で追い風を使って退場出来る点は優秀です。
このトルネロスは穏やか耐久特化仕様になっております。
通常のボルトロスは飛行のジュエルを持ち殴るイメージが強いですが
ボルトロス10まんボルトテラキオンの岩なだれで一撃で潰すことが出来ます。


そのイメージを逆手にとり、集中攻撃が来ない点を利用して
それらの攻撃を1発は耐えて追い風を決めて流れを作るのが仕事です。
またトルネロスゴルーグの攻撃順を利用して撃ち落とす→じしんを決めるのも仕事。


狙いは誘いやすいボルトロスシビルドンドータクン
また挑発持ちやジュエルアクロバットの怖さ。


ゴルーグと一緒に立てた際の猫だまし誘いを利用して
ゴルーグの集中攻撃を回避したりとお互い氷弱点が被りますが相性はいいです。
また体力が残っていればいたずら心追い風でで再度場を立て直せるのも魅力ですね。


ただ氷技持ちがネオイッシュにおいて増加している点と
パーティ自体が岩技を撃たせやすいのでメタグロスが欲しくなりましたね。
ローブシンボルトロスの枠はメタグロスでもいいかもしれません。

ランドロスの増加も見越して採用しましたが
スカーフランドロスも多く、氷ポケモン
電磁波でうまみのないポケモンが多くなったのであまり刺さりませんでしたね。


しかし悪戯心からの電磁波は型にはまると止まらないのも事実です。
このパーティにおいては霊獣フォルムでの採用が望ましいかもしれませんね。

トリックルームメタとして投入してこれは大正解でした。
このルールでは挑発が飛んでくることも多いのでメンタルハーブ率が上がります。


またトリックルームを貼るムシャーナモロバレルより遅く
エスパー技でモロバレルを潰せるためラムを切るもしくは
威張る→ラムの実の流れを崩せる点も非常に優秀でした。


しんぴのまもりは此方はトリックルームで攻めるパーティでもなく
サザンドラゴルーグと言う殴るポケモンがいるのでそこまで気になりませんでした。
再生力により引いてだしのやりくりもしやすいのとエスパー技を誘いやすく
格闘技は半減できるので氷弱点は被りますがサザンドラとの相性はGOOD。

ゴルーグで場を荒らした後から出てくるこのパーティの不動の特殊エース。
追い風をしている中から基本出すことが多くまもるを切り、身代りを採用しています。
BWにおいて悪戯心の登場により身代りを貼る前に
状態異常を入れることが可能になった点は痛いですが
基本的に支配力高いポケモンの身代わりは強い、これは真理だと思います。


そしてこのサザンドラは弱点の関係で上から叩かれやすいですが
逆に自分が上から叩ける場合圧倒的な攻撃範囲と支配力を持つポケモンです。
そのサザンドラの身代りが弱いわけがない、特にこのルール、上から殴る、同族ミラーが多いです。
また悪戯心電磁波も使用するポケモンが目の前にいない、または先に潰せば気になりません。


またこのルール、トリックルームの相方のモロバレルとの組み合わせ。
この対面との非常に有利に展開できる点を買っての採用でもあります。
基本モロバレルサザンドラの身代りを割れる火力はありません。


さらにトリックルームを貼る霊やエスパーには絶対命中で怯みもある悪の波動があります。
相手モロバレルは怒りの粉を非常に打ちやすい状況に誘えますね。
またモロバレルが鉄球を持っている関係からむしろトリルを貼るとモロバレルが真価を発揮します。


さらにトリックルームを貼るムシャーナエスパー技しかない場合も多く
サザンドラを倒す手段はありませんので非常に有利に展開していくことも出来ます。
ムシャーナ軸は大爆発を入れることもありますがそれはゴルーグが無効で
ゴルーグは容赦なく爆裂パンチで混乱を入れていきます。


かりにこの爆裂パンチを回復されても鉄球バレルのキノコの胞子で
相手のトリルを逆利用する多段構えになっています。
もともと私は身代りをとても高く評価しており、ダブルで愛用していたのと
前回のジャパンカップサザンドラは身代りのほうがいいと感じて変更しましたが大正解でした。


しかしこの身代り、いいことばかりではありません。
この身代りが真価を発揮する絶対条件は自分が相手より先に行動出来る場合に限ります。


そして基本素の状態でのサザンドラの身代りは
テラキオンコジョンドウルガモスなどのサザンドラより素早く弱点を突く存在
サザンドラミラー
との対面時に非常に不利なので全く強くありません。
このパーティはトルネロスの追い風から展開しているからこその採用は忘れてはなりません。


逆にそうしたギミックを採用せずにサザンドラを使うなら守るを採用をお勧めいたします。
素早さの逆転の電磁波はこのルールにおいては電気無効のポケモンが多いので期待は薄いかもです。

    • 総括

前回開催されたイッシュダブルと同じメンバーで新要素を加えて参加しました。
新しいルールの最初の大会と言うこともありまずはどんな環境か偵察が主な目的ですね。
パーティを変更出来ない点は自分のパーティの穴のチェックには便利ですね。


中心メンバーであるゴルーグトルネロスサザンドラモロバレル
彼らについては特に問題点もなく期待通りの活躍をしてくれました、満足してます。
特にサザンドラの身代り、これは大正解でした。
ただこの組み合わせだと非常に氷技が刺さってしまいますね。


サザンドラの持ち物は一撃で落としに行くよりは
場に居座るのを重視するのでラムの実を持たせてもいいかもしれません。
ただドラゴンジュエル流星群で勝てた試合も多くあったので
ここはどうするべきかは検討の余地はありそうです。


逆にローブシンボルトロスの枠はメンバーチェンジがした方がいいと感じました。

候補としてはこの3体にチェンジも視野にいれています。
相手に岩技、氷技をあまりに撃たせやす過ぎた点と
それらを使うポケモンへの対策で採用したローブシン
飛行枠に弱く、このパーティ自体も飛行技を誘いやすいので変更。


逆にローブシンはバンギドリュウズ軸と相性が良さそうかなと感じました。
其方の軸のパーティも考えて行きたいと思います。
それにしてもやはり対戦は面白いですね(ははは
ついつい楽しくて93戦もしてしまいました=∀=)b


私は机上論より実戦主体なのでやはり対戦して見極めるのが好きですね。
時間があれば以前紹介したサンダースやブラッキーのパーティも組んで
実際の使い勝手を判断してみたいと思います、次はもっといい結果を出せるよう頑張るぞ>ω<)b