BW2ダブル/PGLジャパンカップ2013:バンキザン 

  • バンキザン


エスパー+電気を軸とした組み合わせにアドバンテージを稼ぐ組み合わせ。
キリキザンのまけんき発動のトリガーとして物理ポケモンバンギラス
またバンギラスに拘りスカーフを持たせることで多くのポケモンより先に行動出来る。
これにより岩なだれを多くのポケモンより先に行動することが出来る。


本来拘り系は相手にばれてしまうとディスアドバンテージだが
バンギラスの場合同時に天候を砂嵐に変えることが出来る。
砂嵐状態では鋼・地面・岩ポケモン以外は定数ダメージを受ける。


これにより1ターン目から定数ダメージボーナスを付加して行動出来る。
鋼・地面・岩以外の気合の襷を1ターンで潰すことによりキリキザンのふいうちを補佐する。
また裏に基本的に控えるガブリアスの砂隠れ発動も兼ねる。


ただし相手が他の天候を利用してる場合バンギラスの素早さが仇となり
相手に天候を奪取されてしまうのでその場合は使うのは得策ではない。

  • キザンバレル


主に雨やトリパやレパル系統に強い組み合わせ
キリキザンのふいうちをチラつかせながら、その間に状態異常のキノコの胞子で場を整える。
モロバレルは怒りの粉があるので全体技でなければキリキザンの弱点攻撃を自分に集めれる。
主に格闘技を集中してその間にキリキザンで相手の格闘じゃないポケモンを削る。


ただドレインパンチを使うポケモンに限り
基本ドレインパンチを使うポケモンキリキザンより遅いため
相手のドレインパンチで攻撃と回復を両方行われてしまう。
そのためまず回復手段である自分自身の体力を減らす際にはわざと攻撃を受ける場合もある。
その際注意しなくてはいけないのは接触でダメージを受ける特性、持ち物である。


次にキリキザンの持ち物は一般的にあくのジュエルを思い浮かべる。
その場合変化技で特に状態異常に何も強くないのでそれを回避する手段としても怒りの粉は重宝する。
相手の悪戯心持ちで猫だましを嫌い守らせてそれをアンコールするレパルダス
電磁波を撒いてくるボルトロスや威張るを使うポケモン全般の妨害を回避出来る。


ヤミラミボルトロスは悪技が等倍のため場合によっては急所を引いて何も仕事をさせず処理することも可能である。
怒りの粉で状態異常の妨害を受けるため回復手段としてモロバレルにはラムのみを持たせた。
これにより怒りの粉でキリキザンを守り続ける状況を長く維持することが出来る。


ただモロバレルのもちものは比較的自由度が高いため挑発に苦しむ場合はメンタルハーブ。
場持ちを上げる場合は黒いヘドロ、エスパー技や氷技を半減する各種木の実も候補に上がる。
ただ黒いヘドロは相手に持ち物情報を与えているので情報戦にあまり強くはない。


次にモロバレルのキノコの胞子は基本的に相手は後攻で貰うことが多い。
後攻の場合身代りで回避されるデメリットが生じるが逆にメリットも生じる。
行動した後にきのこのほうしを貰う場合次のターン、ほうしを受けたポケモンは起きない。
モロバレルのきのこのほうしは次ターンの安全を確保する際にとても重宝する。

  • クレセバンギ


主にローブシンキノガッサがいるスタンを見る組み合わせ
キノガッサの多くは気合の襷を所持しているので弱点をついても1度は行動を許す。
それを阻止するために砂の定数ダメージも絡めて相手が悪さをする前に倒す。


ただこの組み合わせは霊獣フォルムを絡めた組み合わせにやや弱い。
特にランドロスの登場でとんぼ帰りで一撃離脱を繰り返されるので
クレセリアの攻撃でランドロスを処理するのはなかなか骨が折れる。


主にクレセリアはまもるを所持することがなく相手としてダメージを稼ぐために
とんぼ帰りやボルトチェンジで交換とダメージ稼ぎを兼ねて使用してくることがほとんどである。
バンギラスの砂定数もクレセリアに被害をこうむることを忘れてはならない。
ただこの2つの技が当たらないと交換が成立しない。


そこで今回はクレセリアにひかりのこなを持たせることにした。
本来持ち物はばれると困る場合が多い。
ただひかりのこなに限りばれてもばれていなくても問題はない。
ばれていた場合相手は不安を抱えながら行動しなくてはいけなくなる→相手が無駄に考えて疲労させる
ばれていない場合は引いた時の精神ダメージはガブリアスに技が当たらないよりも大きい。

  • ギャラバレル


主にハリテヤマシュバルゴを軸にしたトリパや雨を見る組み合わせ。
ギャラドスの苦手な技をモロバレルで回避して鉢巻ギャラドスでダメージを稼ぐ。
雨の場合相手の雨を逆利用することで本来割れないキングドラの身代りも割れ
ロトムニョロトノなどの半減持ちも2発で沈める火力に化ける。


主にウルガモスライコウバンギラスを見る組み合わせ。
クレセリアの凍える風で相手の脚を奪い、地震と岩なだれで展開する。
ガブリアスは電磁波テロを受けずウルガモスや電気飛行ポケモンに上を取れる。
瞬時に岩なだれを絡めた攻撃も行えるのが強みである。


ただ気合の襷が無い場合相手が氷技を持っていると強気に行動できない。
そのために今回のガブリアスは耐久に多くを割いて場持ちを安定させた。
これにより相手のクレセグロスに対しても強気に攻めていけるようにした。


そして持ち物が余っていたので食べ残しを持たせて身代りを所持することにした。
もともとガブリアスは電気無効であり身代りとも相性はいい。
これにより相手のキノガッサにも強くなり、サポートのないトリパに対しても
身代りと守るを駆使することでトリックルームのターンを稼ぐことが出来るようになった。


逆にドラゴン技を切ったためドラゴンの処理速度は大幅に落ちた。
また砂天候時はガブリアスの特性すながくれが発動するため
2体のポケモンは100%技でも安心できない状況に持ちこめる。

  • ガブバンギ


このパーティの軸であり核である組み合わせ。
相性関係なく読みを放棄して岩なだれを連打して
強引に動きを封じて定数ダメージを合わせてダメージレースを競り勝つ。
相手が猫だましやこの指とまれで妨害しても岩なだれで怯ませて失敗させたると連打する。


主に対ラッキー時は岩なだれで強引に怯ませて砂の定数ダメージも絡めて追い込む。
基本1度怯めば生半可な耐久のポケモンは再起動出来ない程度に潰せる。

  • ガブバレル


相手のズルズキンナットレイトリトドンなどを終盤に残った場合発生する組み合わせ。
ガブリアスの岩なだれで強引に動きを止めて後攻めのキノコの胞子で次ターンの安全を確保する。


またガブリアスより素早くなっているポケモンガブリアスに効果的な技を
モロバレルの怒りの粉でかわして、その隙に身代りを残したりと色々パターンが取れるのが魅力。


基本的にガブリアスの素早さより遅い全てのポケモンがターゲットである。
また砂天候が残っている場合、定数ダメージも絡めて強引に崩せる。
またガブリアスに技が当たらなくなる可能性がでるので相手のストレスはマッハ。


クレセリアのどくどくが入っており相手が眠るなどが無ければ身代り+守るをしてるだけで勝てるのもポイント。
そして役割が終わればガブリアス地震で味方のモロバレル共々処理。