ダブルバトル:何が日本のメタゲームに影響を与えるか

海外のトレーナーにこのような質問を頂きました( ゜д゜) (えぇぇぇ、よりによって俺に聞くの、人選ミスじゃないですか
結論から言うと非公式の大会の情報が影響を与えるのが大きいと私は考えています。

ポケモンと一言で言っても今は色々ありますね。
その一つのジャンルに【ゲームでの対戦】があります。
今現在その【ゲームでの対戦】においても多種多様な対戦方式があります。(シングル・ダブル・トリプル・ローテーション)
海外の対戦事情は私は知り得ていませんが日本で一番プレイヤーが多い層はシングルでしょう。


あれ?ではなぜダブルバトルのことを話すのか?と疑問に感じるかもしれません。
それは2005年から公式が開催している大会(WCS)のルールがダブルバトルだからです。
補足として質問をくれた海外のトレーナーもWCSの代表者になられた経験があるようです。


さてプレイヤー数は多いのはシングル、しかし公式大会はダブル。
ダブルバトルは公式ルールと言うスポンサーを長い期間持っていますが
非常に残念なことに未だに人数増加に成功していないルールと言えます=∀=)(ははは


まずそれ程プレイヤー人口は多くないニッチ(隙間)な環境だと実感しなくてはなりません。
しかしこれは誰でも頑張れば上位に行けるチャンスがあるとも言えます( •̀ㅂ•́)و

さてWCS2014の公式大会のルールはカロスダブルと噂されていますね。
ダブルバトルをしているプレイヤーが全員カロスダブルをしているか?
ダブルバトルは好きだがカロスダブルは好きでないと言うプレイヤーもいらっしゃるでしょう(逆もまた然り
基本的に細分化や制限が加わるとどのジャンルもプレイヤーは減る傾向が強いです。

  • メタゲームとは

あるゲームにおいてゲーム外の駆け引きや戦略のことを指す言葉ですね。
マジック・ザ・ギャザリングMTG)の生みの親が作った言葉で
カードゲームの大会において流行のデッキに対して強いデッキで参加するなどの戦略を指す言葉らしいです。
ポケモンだと大会において流行のパーティに対して強いパーティで参加するなどの戦略となるのでしょうか?


しかしここで1つ気になることがあります、ポケモンの公式大会はそれほど頻繁に行われない( ゜д゜)
となると非公式の大会情報がメタゲームを試す場としてはうってつけの舞台と言えましょう。

  • 日本人に対するメタゲームをより純度を高く試せる場:非公式大会

今現在はインターネットを利用してレート順位を競えるレーティングやPokemonshowdownなどもありますね。
此方もメタゲームを試す場としては非常に理にかなっている環境だと思います。
ただこれらは海外のプレイヤーと当たる可能性があります。


海外プレイヤーとの対戦は得られるものも多いかもしれませんが
公式大会の予選を勝ち抜くうえでは特に必要ない不純な情報になると私は考えています。
勿論予選を勝ち抜ける自信と実力をお持ちならあらかじめ対策として海外のメタゲームに時間を費やすのは非常に有意義です。


さて日本ではダブルバトルに関してはネットの大会よりも
現実で顔を見合わせて対戦する大会の方が充実しており規模も大きい印象を受けます。
インターネットの大会も人数集めや点呼、スムーズな運営をクリア出来れば
今後オンとオフの立場が逆転する可能性は大いにあるでしょうがその運営を誰が担うかが課題でしょう(ははは


と言うわけで現状はオフ会の大会の方が人数も規模が多く人気が高いです。
また今現在は海外から来るプレイヤーもいらっしゃらないので基本は100%日本人プレイヤーで埋まります。
と言うわけで予選で当たるかもしれないライバルである日本人にメタゲームを試せる場として非常に優秀だと私は考えています。
しかも会場まで出向いて対戦する。高いモチベーションがないと出来ないことですしね( •̀ㅂ•́)و
勿論オフ会に出向かず牙を研いでいるプレイヤーも多数おられると思いますが(ははは


とは言え表舞台で出る情報がそうした大会の情報しかないため
その情報がメタゲームに非常に影響しやすいのも事実と言えましょう。
過去に47都道府県予選でWCSが行われた際には大会情報が出るたびに影響を及ぼしていました。
今現在表に出るのがそうしたオフ会の対戦結果しかないならそれが影響するのは至極当然の結果と言えます。