試み:バトルビデオ解説
ポケモンは最近ほとんど触れる機会が減っていますが感覚だけは磨いておきたいですしね=∀=)(ははは
適当に気になった対戦ビデオを解説を私私の主観でただ書き殴っていきます\(=∀=:)/
ビデオナンバー:61-84306-74403
ルール:ダブルバトルフラット
VS
- 対面
手前側はウインディとクレセリア。
ウインディは第4世代ではかなりの使用頻度を誇りましたがBW環境において一気に見なくなったポケモンですね。
以前の耐久と場持ち意識の型からバークアウトを絡めた拘りスカーフの型の印象が強いですね。
と言うのも
2011年6月28日委員会オフにてDOMさん*1が使用したパーティ
2011年第55回DEXオフにてHALさん*2が使用したパーティ
私の昨今のウインディの印象が拘りスカーフの印象が強いからですが(」゚ロ゚)」<あずにゃーん!!!
クレセリアは現状を見ると電磁波型かトリル型か断定は出来ないと言う感じですね。
一方手前側はランドロスとゲンガー。
2体ともダメージを稼ぐのが主な仕事にしていそうなポケモンですね。
ゲンガーも浮いているためランドロスの技の制限がないのも特徴です。
ただこの並びは相手の拘りスカーフに弱い気がしますね。
と言うことはどちらか1体はスカーフを持たせているイメージがあります。
対するもう一方は火力を底上げするアイテムを持っていそうですね。
私の予想では
ウインディ:拘りスカーフ クレセリア:電磁波orトリックルーム
ゲンガー:拘りスカーフor気合の襷 ランドロス:拘りスカーフor命の珠
ただユキノオーを奥側は入れているので気合の襷はないかもしれませんね。
となるとゲンガーは
・ランドロスの苦手なラティオスに先制出来る強みを握れる(他アイテムだと同速でリスクが高い)
・トリックで場合によっては押しつけも出来る=トリックルームの妨害も狙える
ところからもどうもゲンガーが拘りスカーフを持っていそうな印象が強いですね。
- 1ターン目:
ウインディの威嚇が発動。ランドロス→ゲンガー
ありゃランドロスがスカーフなのかな、これは・3・)
威嚇の仕様変わったんだったかな、忘れてしまったでござる\(-o-)/
行動順 | 行ったこと |
---|---|
ゲンガー | クレセリアにシャドーボール(224→104→オボンで160) |
ウインディ | ランドロスにめざめるパワー(ランドロス瀕死) |
クレセリア | ゲンガーに電磁波 |
ゲンガー、ウインディが拘りスカーフ、クレセリアがオボンでしたね。
ランドロスは持ち物は何か分かりませんがヤチェの実ではなかったようです。
この感じだと命の珠あたりを持たせていたのでしょうかね。
1ターン目は手前側がスカーフウインディでしっかりランドロスを落とし
ゲンガーにも電磁波を入れて機動力を奪うことが出来ました。
手前側がアドバンテージをとった感じですね。
しかし奥側としては
・クレセリアがオボンの実を消費した=回復技持ちは薄く定数ダメージで倒せる算段が立った
・相手ウインディがスカーフでめざめるパワーを使用=相性悪くてもユキノオーを安心して繰り出せる
と言う情報を得ることが出来ましたね。これを次ターンに活かしたいところですね。
クレセリアが電磁波型ということも割れましたし火力はないので放置もしやすいです。
最近はれいとうビームで4倍弱点の龍を見ることも多いのでそうなればゲンガーの行動も確約されますね。
- 2ターン目:
奥側はユキノオーを繰り出す。
行動順 | 行ったこと |
---|---|
ウインディ | メタグロスにチェンジ |
クレセリア | ユキノオーに電磁波 |
ユキノオー | 吹雪(メタグロス185→152/クレセリア160→111) |
ゲンガー | メタグロスにシャドーボール(152→77) |
霰定数 | ゲンガー(1/16ダメージ)/メタグロス(77→66)クレセリア(111→97) |
2ターン目は奥側がダメージでアドバンテージを取り、場を手前側を整えることに優先していましたね。
1ターン目で得たスカーフの情報をきちんと活かしていますね。
と言うのも電磁波クレセリアは相方に攻撃を頼る傾向が強く自身の倒す力はないからですね。
しかもウインディがユキノオーも見ている可能性もあり尚且つ前ターンで
スカーフめざめるパワーを使ったことから交換は確実にしてくるでしょう。
このターンで面白いのは
本来ウインディのの苦手なユキノオーが繰り出されている点ですね。
裏を返せばダブルバトルにおける拘り系統のピンポイント技使用のデメリットの典型的例ですね。
ピンポイント技を使用した場合技を変えるために1度交換しないといけない点を狙われてしまいました。
そして困ったことに今回は組み合わせも悪い方向に作用したと言う感じですね。
隣にいたポケモンがクレセリアで隣のポケモンの攻撃頼みで自分は攻撃力が乏しいこともあり
ウインディのチェンジに見事に2体の集中攻撃が入る形になってしまいました。
お陰でメタグロスが半分以上体力を削られる形になったのは奥側としてはおいしい展開ですね。
これだけメタグロスの体力が削れたので奥側のまだ見せていないラティオスの縛りはほぼ解けたとも言えますね。
- 3ターン目:
行動順 | 行ったこと |
---|---|
クレセリア | ウインディにチェンジ |
メタグロス | ゲンガーに思念の頭突き(ゲンガー瀕死) |
ユキノオー | 痺れて動けない |
霰定数 | メタグロス(66→55)ウインディ(172→162) |
3ターン目は手前側が麻痺によるアドバンテージを得ることができましたね。
しかし麻痺せず動いた場合吹雪がメタグロスとウインディを襲っていたのも事実ですね。
さてクレセリアが相手2体に麻痺を入れるのに2ターンかかりますね。
そして今回クレセリアは麻痺を入れるまでに183ものダメージを受けています。
勿論このダメージは自分が相手より先に動いて痺れを引けばダメージを受けない確率は上がります。
しかし今回は相手ゲンガーがクレセリアより速く弱点を突いてきたので
クレセリア側としては大きな痛手を負って麻痺撒きをせざるを得なくなった感は強いですね。
またユキノオーの霰定数が自分味方問わず回復手段がない場合後何ターンで倒れてしまう状況を演出していますね。
霰パを相手にして多くの人が苦手だなと思う点はここにあるかもしれませんね。
ダブルバトルにおいては相手の技を防いで確実にターンを消費出来る守るの存在もあり相性は抜群ですね。
シングルバトルにおいてもユキノオーに守るを入れる人も多いのも納得ですね(ははは
- 4ターン目:
奥側はラティオスを繰り出す
行動順 | 行ったこと |
---|---|
メタグロス | クレセリアにチェンジ |
ユキノオー | 守る |
ウインディ | 2体にバークアウト、ラティオス特攻DOWN |
ラティオス | ウインディにジュエル流星群(162→8)ラティオス特攻がくっとDOWN |
霰定数 | クレセリア(97→83)ウインディ(8→0) |
相手の最後のポケモンはラティオスでしたね。
4ターン目は奥側が霰定数を絡めてウインディを落としてきましたね。
手前側はラティオスの攻撃はバークアウトで削げるうえに
相手が流星群を使えばさらなる特攻DOWNが狙えるのでメタグロスを温存しクレセリアを捨てた感じですね。
天候が変化してない状況ならこの一手は悪くないと思いますが
今現在の天候は霰で定数ダメージを貰う環境にあります、どちらかと言えば奥側の天候状態ですね。
メタグロスがかなりダメージを貰っておりクレセリアも長持ちはしません。
しかし手前側には体力満タンのカイリューがいます。
すでに相手のポケモンはラティオス、麻痺したユキノオーです。
麻痺していることからメタグロスはユキノオーより先に行動出来るのは確約されていますね。
まだ満タンのカイリューという駒がおり、相性的には縛れているので
この場面はウインディもメタグロスも動かして片方を落とさせて
カイリュー+メタグロスorウインディの状態に持ち込んだ方が良かったかもしれません。
- 5ターン目:
手前側はメタグロスを繰り出す
行動順 | 行ったこと |
---|---|
ラティオス | 身代り |
クレセリア | ユキノオーに冷凍ビーム |
メタグロス | ユキノオーにコメットパンチ、外れる |
ユキノオー | 2体に吹雪(クレセリア83→32)/メタグロス55→26) |
霰定数 | クレセリア(32→18)メタグロス(26→15) |
5ターン目は手前のメタグロスの技外れで形勢が逆転してしまいました。
これはメタグロスを使った経験のある人は誰しも遭遇するいい例ではないかなと思います。
技を当てるまでが大事ということを痛感させられますね\(-o-)/
ただ前ターンで現状お荷物と化しているクレセリアが場に出ているのも痛手ですね。
相手ユキノオーが吹雪を打ちやすいこともありカイリューもチェンジが出来ません。
4ターン目での動きがここにきて大きく影響してきたという印象が強いです。
さて奥側のラティオスは身代りを持っていましたね。
身代りはいたずら心電磁波の存在もあり人気は落ちましたが
身代りを残せればかなり自由に行動できる技で私は非常に好きですね(ははは
現在キリキザンなどの火力のある不意打ち使いも多いですし
ダークホールは禁止になりましたがまだまだ状態異常も現役です。
確かに流星群と相性はそれほど宜しくないですが推したい技ではありますね=∀=)b
6ターン目:
行動順 | 行ったこと |
---|---|
メタグロス | 守る |
ラティオス | クレセリアに流星群(クレセリア瀕死) |
ユキノオー | 吹雪、守られる |
霰定数 | メタグロス(15→4) |
注目すべきは手前側のメタグロスの守るですね。
この場面素直に攻撃をすればよかったのではないかなと思いました。
霰の定数もダメージのこともあり悠長にしている暇はありませんしね。
麻痺も片方に入れているのですから強気に動かしても良かったのではと思いました。
ただ前ターンにおいてメタグロスが技を外していますね。
自分の思い描いているプランが崩れて冷静な対応が出来なくなっているかもしれません。
ただこういうイレギュラーな事態を経験出来たのは手前側としては大きな収穫ではないでしょうか。
是非次回の対戦で同じ場面に仮に遭遇した場合は前よりはうまく対処出来ると思います。
対戦は自分の思うようにいかないことは多々あります。
そういう状況も対処出来る力を磨いておくことは公式大会においては非常に生きてくると私は思います(・∀・)b
7ターン目:
手前側はカイリューを繰り出す
行動順 | 行ったこと |
---|---|
カイリュー | 守る |
ユキノオー | 守る |
メタグロス | ユキノオーにバレットパンチ、守られる |
ラティオス | カイリューに電磁波、守られる |
霰定数 | カイリュー(193→183→193)メタグロス(4→0)、メタグロス瀕死 |
6ターン目でメタグロスが守り、ユキノオーが攻撃しました。
このことにより7ターン目は奥側ユキノオーの守るが確定しましたね。
なぜならメタグロスにDead Endフラグが立っているからですね。
ただ前々のクレセリアの電磁波で痺れもあるので守るが確実に決まるとは言えませんでした。
今回はきちんと動いてくれて良かったですね、奥側はほっとしていることでしょう。
そして相手ラティオスが電磁波を撒いてきましたね。
流星群 身代り 電磁波。もしかしたら守るを切っているかもしれませんね。
8ターン目:
行動順 | 行ったこと |
---|---|
ラティオス | カイリューに流星群(193→153) |
カイリュー | ユキノオーにドラゴンクロー |
ユキノオー | カイリューに吹雪(153→0)、カイリュー瀕死 |
最終ターンですね。
カイリューが物理型でしたね、クレセリアが電磁波型なので
威張るサポートも考えるとそうではないかなと思っていました。
素のドラゴンクローではユキノオーが落ちる訳もなく
マルチスケイルを流星群で潰されて吹雪を食らい、奥側が勝利を収めました。
総括:
勝敗を分けたのは技の外れもありますが私は霰の定数ダメージではないかと思います。
1ターンのみを見ればごく小さな影響ですが塵も積もれば山となるを体現していると思います。
今回の対戦は8ターンで終わりましたが手前側に合計115ものダメージを与えています。
これはターンが経過すればするほど、相手が回復手段がないほど力を発揮します。
スタンダードのパーティを組む場合はここらへんもしっかり意識して行かないといけませんね。
スタンダードは基本相手が天候パの場合は有利に事を勧められやすいからそこはきちんと意識しておきましょう。
*1:09WCS世界6位/10WCS世界決勝トーナメント進出