クリスマスカップ:雑感

  • はじめに

基本的にGSルール*1とは全く別です。
と言うのもGSルールの時は環境の頂点はカイオーガでした。
ただこれは火力の頂点であり、GSルールにはもう1体警戒しなくてはいけない変化の頂点がいます。
それはドーブルもといダークホールと言う技でした。


眠りは状態異常の中で食らうと無抵抗なターンが他状態異常より確実で長いのが特徴です。
GSルールは見せ合いなり4VS4のダブルバトルで初手の相性も大きく関わります。
この変化技を当然警戒しなくてはいけないので何かしらプレイヤーは対策を講じるでしょう。
基本的に持ち物で対策を行うので火力強化のアイテムが持てなくなり火力は控え目になります。


今回のクリスマスカップダークホール禁止です。
するとどうなるでしょうか?それはBWの終盤の環境のように火力重視になります。
ジュエルや拘り系を所持するポケモンは格段に増えたのではないでしょうか?
BW初期にはダークホールはまだ禁止ではなかったことを知らないプレイヤーももしくはいるかもしれません(ははは


GSルールはまだダークホールという変化球で自分自身もですが相手の火力を抑えることができました。
しかしこのクリスマスカップには火力1本にある程度絞ることができます。
相手にダメージをたくさん与えるにはどうすればいいでしょうか?
相手から受けるダメージを減らすにはどうすればいいでしょうか?


その答えは非常に簡単です、種族値の高いポケモンを使えばいい、たった1つのシンプルな回答です。
そしてこのルールは伝説ポケモンの使用制限がありませんので高種族値で固めることが出来ます。
ただポケモンバトルは種族値だけで決まるものではなくダブルバトルは2体のコンビネーションも重要になります。


伝説ポケモンの唯一の弱点は彼らはそれぞれのタイプの
最頂点を誇るポテンシャルを秘めたエリートたちです。
ただあまりに我が強すぎるのでチームプレイが苦手です。


そんなポケモンたちでパーティを組むと基本的にバランスが悪いです。
その間を取り持つポケモンが必要になります、それは非伝説枠のポケモンたちです。
特に1ターン相手の動きを止める、攻撃を誘導できる、定数ダメージを与えれるポケモンは活躍の道はあります。

*1:2010年WCSルール