BW2ダブル:ジャパンカップ2013雑感 メタグロス→ハッサムの流れ
鋼枠をハッサムにしたパーティの数が飛躍的に増えました。
現に上位のプレイヤーの使用率もメタグロスを抑えてハッサムが鋼枠で一番になりました。
では参加したプレイヤーはなぜハッサムを採用するようになったのか?(・△・)
- 攻撃範囲
メタグロス
メタグロスは非常に多様なタイプの技を覚えることが出来ます。
そしてその技の多くが威力が高いのも特徴です。
ポケモンの攻撃力は自身の種族値と覚える技の威力で決まります。
さらにクリアボディのお陰で相手の能力変化の特性や技で此方の与えるダメージが狂うことはありません。
しかし技の威力が上がると技の命中率自体は100%でなくなることがしばしばです。
そのため使っていると炎上することがあります。
ただ大爆発と地震と言う相手全体を攻撃する技を覚えるため読みの放棄は可能です。
ハッサム
ハッサムはお世辞にも攻撃範囲はそれほど広くはありません。
しかしハッサムの特性を反映して主流の技の威力が60を切るためほとんどの技の命中率は100%をキープします。
またメインウエポンの虫食いは攻撃と相手の持ち物確認と妨害を同時に兼ねることが出来ます。
これにより相手の情報をいち早く調べて情報アドバンテージを取ることが可能です。
また攻撃範囲の乏しさのお陰で変化技を入れる余裕もあるのが特徴です。
ただしハッサムは相手全体を攻撃する技を覚えないため基本的に攻撃は1点集中になります。
- 耐性
技を受けた際 | タイプ |
---|---|
ばつぐん(2倍) | ほのお/じめん |
ふつう(1倍) | みず/でんき/かくとう/むし/ゴースト/あく |
いまひとつ(1/2) | ノーマル/くさ/こおり/ひこう/いわ/ドラゴン/はがね |
いまひとつ(1/4) | エスパー |
こうかなし | どく |
技を受けた際 | タイプ |
---|---|
ばつぐん(4倍) | ほのお |
ばつぐん(2倍) | なし |
ふつう(1倍) | みず/でんき/かくとう/じめん/ひこう/いわ |
いまひとつ(1/2) | ノーマル/こおり/エスパー/むし/ゴースト/ドラゴン/あく/はがね |
いまひとつ(1/4) | くさ |
こうかなし | どく |
メタグロスとハッサムを使う際に特に気をつけなくては行けない点がこの耐性の違いです。
メタグロスはむし技が等倍なのでむしくいやメガホーンでいいダメージを貰います。
逆にハッサムはいわ技とひこう技が等倍なのでいわなだれやアクロバットなどでいいダメージを貰います。
何が等倍で何が等倍でないか今一度頭に入れた方がいいかもしれません。
一つ言えるのはハッサムは岩技を貰う際によく炎上します。
- まとめ
ハッサムはある程度相手の体力を削れば素早さの優劣関係なく縛れるのが魅力です。
ただしお世辞にも耐久力があるわけでもなく攻撃も1点集中なため大事に扱わなくてはいけません。
逆にメタグロスはある程度雑に扱っても大丈夫な耐久力を持ちます
なにせ弱点を突かれても場合によっては耐えてしまうほど頑丈です。
しかし技が当たるかに一喜一憂しなくてはいけません。
ジャパンカップはレーティングを稼がなくては行けない傾向にあります。
自然と対戦数持増えるため参加者の多くは安定してダメージを計算出来るハッサムを選んだのかもしれませんね。